音声ARを活用した『和歌山市観光アプリ』の企画・開発を担当させていただきました。
2019年にリリースし好評を博した音声ARアプリ『友ヶ島』を大幅リニューアル。「友ヶ島」コースに加え、新たに和歌山市のシンボルである「和歌山城」コースが加わりました。


和歌山城の持つ"歴史の多層性"に着目し、「音に導かれ、2つの時代の和歌山城を旅する。」をコンセプトに、「関ヶ原の戦いで武功を立てた浅野幸長が城主だった築城初期」と「和歌山城で生まれ育ち後に八代将軍となる徳川吉宗が城主だった江戸時代」にフォーカス。音声ガイドに加えて、天守を舞台にして繰り広げられる浅野幸長と徳川吉宗の音声劇オトガタリによって広がる歴史の物語。和歌山城を巡る、時代の違う2種類の"サウンドツアー"を提供しています。


実際に現地を訪れて音声に導かれながらその時代を知り、その時を生きた人々の物語と遭遇する。文化・歴史という無形資産を活用し、観光再活性化に向けたチャレンジ。音声ARがもたらすことができる、時代をこえてその土地に眠る歴史を物語として楽しむ新しい観光体験を実現しています。